「原神」は2020年9月28日から配信を開始したPC・PS5・スマホでプレイできる基本無料のオープンワールドRPGです。
リリースから5年以上が経過した現在も、新キャラクター発表のたびにSNSでトレンド入りするほどの人気を維持し続けています。テレビCMやYouTube・電車広告で目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
この記事では、原神PC版について正直にレビューしています。
原神PC版の基本情報
Game Info
| 項目 | 要求度 | 最低動作環境(公式) | 推奨動作環境(公式) |
|---|---|---|---|
| CPU | 高い |
Intel Core i5 第4世代以上現行PCであれば条件をほぼ問わず満たせる | Intel Core i7 第4世代以上公式推奨。オープンワールドの処理・元素反応の演算に余裕が生まれる |
| メモリ | 中程度 |
8GB(公式)動作はするがWindowsと合わせてほぼ使い切る状態 | 16GB(公式)Windowsと原神の合計使用量は約10GB前後。16GBで余裕を持って動作する |
| GPU グラボ |
中程度 |
NVIDIA GeForce GT 1030以上(公式)専用GPUが必須。内蔵グラフィックでは快適な動作が難しい | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB以上(公式)フルHD高画質・60fps安定の目安。PC版はfps上限60のためこれ以上の過剰スペックは不要 |
| 空き容量 | 高い |
30GB以上(公式記載)公式の記載値は古く、実態と大きく乖離している | 150GB以上(SSD推奨)2025年現在の実容量は150GB以上。アップデートごとに増加するため余裕を持った確保が必要(推定値) |
| OS | Windows 10 64bit以上Mac非対応。AMD Radeon R7 200シリーズ未満のGPU使用時はWindows 10 64bit以上が必須。PC・iOS・Android・PS4/PS5対応。日本語音声・テキスト完全対応 | ||
| 🖥 ノートPC | ゲーミングノート推奨。内蔵GPUでは快適動作が難しい — GTX 1060相当以上のGPU搭載ノートが目安。RTX 3050 Laptop以上であればフルHD高画質・60fps安定が期待できる | ||
| 📡 回線速度 | 一般的なブロードバンド回線で問題なし — ソロプレイ中心のため回線負荷は軽い。バージョンアップ時のパッチが大容量になるため高速回線が快適 | ||
原神は、中国のHoYoverseが開発した基本プレイ無料のオープンワールドRPGです。2020年9月にPC・スマートフォン・PlayStation向けに同時リリースされ、現在も6週間ごとの定期アップデートが続いています。
100人を超えるキャラクター、7つの元素を組み合わせた戦闘システム、国ごとに異なる広大なオープンワールドが本作の核となる要素です。
原神PC版の必要スペック・動作環境
原神をPCでプレイするにあたって、まず確認しておきたいのが動作環境です。公式が発表している最低・推奨動作環境は以下の通りです。
| 最低動作環境 | 推奨動作環境 | |
|---|---|---|
| OS | Windows 7 SP1 64bit | Windows 10 64bit |
| CPU | Intel Core i5(第4世代) | Intel Core i7(第4世代以上) |
| GPU | NVIDIA GeForce GT 1030 | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| ストレージ | 150GB以上 | 150GB以上 |
「最低動作環境」とはゲームが起動できるギリギリのスペックのことです。
この環境では戦闘シーンや新エリアなど負荷が高い場面でカクつきが発生しやすく、快適なプレイは難しい場合があります。
「推奨動作環境」はゲームを問題なく動かせるスペックの目安ですが、公式の推奨スペックは数世代前のパーツが基準になっており、実際のプレイ感とはズレがあります。
高画質設定での安定したプレイには、推奨環境より上のスペックを用意することをおすすめします。

自分のPCスペックがわからない場合は、デスクトップ画面を右クリック→「ディスプレイの設定」→「システム情報」から確認できます。
実際に快適プレイするために必要なスペック
公式推奨スペックは実際の快適性の基準としては低めに設定されています。
特にVer5.0以降は新エリアの追加やUGCコンテンツ「星々の幻境」の実装によりグラフィック負荷が増しており、公式推奨環境では設定を落とさないと安定しないケースも報告されています。
| 最低限 (フルHD・低〜中設定) | 快適 (フルHD・60fps) | 高画質 (WQHD・最高設定) | |
|---|---|---|---|
| GPU (グラフィックボード) | GTX 1060 / RX 570相当 | RTX 3060 / RX 6700相当 | RTX 4070 / RX 7800 XT相当 |
| CPU (プロセッサー) | Core i5(第4世代)/ Ryzen 5 1600相当 | Core i5(第12世代)/ Ryzen 5 7500F相当 | Core i7(第13世代)/ Ryzen 7 5700X相当 |
| メモリ | 8GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | HDD可(動作遅め) | SSD推奨 | SSD必須 |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) | フルHD(1920×1080) | WQHD(2560×1440) |
| 想定fps | 30〜60fps(設定次第) | 60fps安定 | 60fps安定(上限60fps) |
原神のPC版はフレームレートの上限が60fpsに固定されています。
鳴潮などの同ジャンルタイトルが120fps設定に対応しているのと異なる点として覚えておきましょう。
そのため、過剰なハイスペックよりも「高設定で安定して60fpsを維持できるか」を基準にPCを選ぶのが原神においては最適です。



一言でまとめると、原神PC版はミドルクラス以上のゲーミングPCがあれば快適に遊べる、比較的スペック要件が抑えめなゲームです。
スマホ版との違い・PC版でプレイするメリット
原神はスマートフォンでも遊べるタイトルですが、本作の魅力を最大限に引き出せるのはPC版です。
すでにスマホ版をプレイしている方も、PC版に切り替えることで快適さが大きく変わります。
| PC版 | スマホ版 | |
|---|---|---|
| 操作性 | キーボード・マウス/コントローラー対応 | タップ操作 |
| 画質 | 高解像度・最高設定が安定 | 端末負荷が高く最高設定の維持が難しい |
| fps | 60fps安定 | 端末スペック次第で不安定になりやすい |
| 発熱・バッテリー | 問題なし | 長時間プレイで発熱・消耗が激しい |
| 課金単価 | 比較的安い | iOS版は割高になりやすい |
| データ共有 | クロスセーブ対応(同一アカウントで共有可能) | |
PC版最大のメリットは操作性の高さです。
キーボードとマウスを使うことで、キャラクターの素早い切り替えや弓キャラのエイム操作がスマホのタップ操作と比べて格段にやりやすくなります。
また、スマホ版では長時間プレイすると端末が発熱し、バッテリーの消耗も激しくなります。
PC版ではこうした問題がなく、デイリークエストやイベントを含めて腰を据えてプレイできます。



スマホで遊んでいて「操作しにくい」「画面が小さい」と感じている方には、PC版への移行を強くおすすめします。データはそのまま引き継げます。
原神PC版を実際にプレイして感じた良い点
実際にPC版でプレイして感じた良い点を3つに絞って紹介します。
グラフィック・戦闘・コンテンツボリューム、それぞれの完成度はいずれも基本無料ゲームの水準を大きく超えており、PC環境との相性が特に高いと感じました。
美しいグラフィックと広大なオープンワールドの探索体験
原神のグラフィックは、基本無料のアニメ調ゲームの中でも高い水準にあります。


画面いっぱいに広がる景色、どこまでも続く広大なフィールド、時間経過による朝・昼・夜の変化、雨上がりに見られる虹まで、細部にわたって作り込まれています。


探索の自由度も非常に高く、歩く・走る・泳ぐ・崖を登る・空を飛ぶといった多彩な移動アクションが用意されています。
目に見えるほぼすべての場所に実際に行けるため、探索しているうちにいつのまにか時間が経っているということが頻繁に起こります。



探索していたつもりが、気づいたらスクリーンショット撮影に夢中になっていた!
PC版の大画面でこの景観を見渡したときの没入感は格別です。本作の世界観を最大限に堪能するなら、PC版でのプレイを強くおすすめします。
元素反応を軸にした戦闘システム


原神の戦闘は、火・水・氷・雷・風・岩・草の7つの元素を組み合わせた「元素反応」が核となるシステムです。
例えば水元素と氷元素を組み合わせると「凍結」、火元素と水元素を組み合わせると「蒸発」といった反応が発生し、通常より大きなダメージを与えられます。
また、各キャラクターの設定が戦闘システムにも反映されているのが原神の没入感を高めている要因のひとつです。
看護師長のシグウィンがヒーラー担当、戦士のフリンズがメインアタッカー担当というように、キャラクターの背景と役割が自然につながっています。



好きなキャラクターで編成するもよし、元素反応を突き詰めた最強パーティを組むもよし。プレイスタイルに合わせて楽しめます。
5年以上続く継続アップデートとコンテンツボリューム


原神は2020年のリリースから5年以上が経過した現在も、6週間ごとの定期アップデートが続いています。
さらに年に1回ほどの大型アップデートでは新しい国が丸ごと実装されます。現時点でメインストーリーが完結している国は以下の6つで、現在はナド・クライ編が進行中です。
- モンド
- 璃月(リーユエ)
- 稲妻(いなずま)
- スメール
- フォンテーヌ
- ナタ
メインストーリー以外にも、原神ならではのキャラクターでカードゲームができる七聖召喚、自分だけの空間を作れるハウジングシステム「塵歌壺」、プレイヤーが自作したゲームで遊べるUGCコンテンツ「星々の幻境」など、やり込み要素が非常に豊富です。



コンテンツをひと通り遊び終わるころには次のアップデートが来ている。5年経っても飽きさせない設計は素直にすごいと思います。
原神PC版を実際にプレイして感じた悪い点
完成度の高い原神ですが、実際にプレイして気になった点も正直にお伝えします。
良い面だけでなく悪い面も把握したうえで、プレイするかどうか判断してください。
インストール容量が重い
原神はPC版のインストールに150GB以上の空き容量が必要です。
同ジャンルの鳴潮が60GB以上、崩壊:スターレイルが60GB以上であることと比較すると、原神の容量の重さは頭ひとつ抜けています。
さらにアップデートのたびに容量が増加するため、長期プレイを前提にするなら200GB以上の空きを確保しておくことを推奨します。
容量が逼迫した状態では読み込み速度の低下やフリーズが起きやすくなるため注意が必要です。
なおスマホ版では端末の空き容量不足でアップデートできないケースが頻繁に報告されており、その点ではストレージを自由に管理できるPC版のほうが扱いやすいです。
ただしPC版でも容量管理を怠ると同様の問題が起きるため、定期的に空き容量を確認する習慣をつけておきましょう。
すり抜け仕様のガチャ設計と課金圧力
原神のガチャはキャラクターガチャの天井が90連です。
外れた場合(すり抜け)は次の90連で限定キャラクターが確定しますが、最悪のケースでは限定星5キャラクター1体の確定取得に180連・約5万円以上の課金が必要になります。
| キャラ天井 | 1回目天井の PU確率 | 限定キャラ確定 (最大連数) | 天井の 引き継ぎ | 基礎確率 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 原神 | 90連 | 約50〜55% | 180連 | あり | 0.6% |
| 崩壊スターレイル | 90連 | 50% | 180連 | あり | 0.6% |
| ゼンレスゾーンゼロ | 90連 | 50% | 180連 | あり | 0.6% |
| 鳴潮 | 80連 | 50% | 160連 | あり | 0.8% |
| アークナイツ エンドフィールド | 80連(★6確定) 120連(PU確定) | 50% | 120連 (期間内1回限り) | 80連:あり 120連:なし | 0.8% |
同ジャンルの鳴潮が天井到達で限定キャラクターを確定取得できる設計であるのと比べると、プレイヤーフレンドリーさで明確に劣ります。
ただし、無課金・微課金でもメインストーリーのクリアは十分可能です。ストーリー進行で入手できるキャラクターだけでもチームが組めるため、限定キャラクターにこだわらなければ課金なしで長く楽しめます。
課金するかどうかはあくまで「欲しいキャラクターへの熱量次第」と割り切ったうえでプレイするのが賢明です。



好きなキャラクターに課金するゲームだと思えば許容できるが、強さを求めて課金し始めると底なし沼になりやすい。財布と相談しながら遊ぶのが正解です。
原神PC版レビューまとめ
原神PC版は、オープンワールド探索・元素反応を軸にした戦闘・100人を超えるキャラクターと、5年以上かけて積み上げてきたコンテンツ量が最大の強みです。
リリースから数年経過しても無課金でもメインストーリーとやり込みコンテンツを十分に楽しめる設計になっています。


スマホ版との大きな違いは操作性と画質で、PC版に移行するだけで同じゲームとは思えないほど快適さが向上します。
すでにスマホでプレイしている方にこそ、一度PC版を試してみることをおすすめします。
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原神PC版のよくある質問
- 原神PC版はどこからダウンロードできますか?
-
原神PC版は公式サイト(genshin.hoyoverse.com)またはEpic Gamesストアからダウンロードできます。どちらも無料で入手可能で、アカウントデータは共通して使用できます。初回インストールには150GB以上の空き容量が必要なため、事前にストレージの空きを確認しておきましょう。
- 原神PC版の推奨スペックを教えてください
-
公式推奨スペックはCPU:Intel Core i7(第4世代以上)、メモリ:16GB、GPU:NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB以上、OS:Windows 10 64bit、ストレージ:150GB以上です。ただし公式推奨は基準が低めのため、フルHDで安定した60fpsを目指すならRTX 3060以上のGPUを搭載したゲーミングPCを推奨します。原神PC版のフレームレート上限は60fpsです。
- 原神PC版はコントローラーで操作できますか?
-
対応しています。Xbox互換コントローラーおよびPS4・PS5コントローラーに対応しており、接続するだけで自動認識されます。キーボード・マウス操作とコントローラー操作はゲーム内設定からいつでも切り替えが可能です。ただし弓キャラクターのエイム操作はキーボード・マウスのほうが精度が高く快適です。
- スマホ版で進めたデータをPC版に引き継げますか?
-
引き継ぎ可能です。原神はクロスセーブに対応しており、同一のHoYoverse通行証アカウントであればPC版・スマホ版・PlayStation版のデータを共有できます。スマホ版でプレイ中の方はアカウントにメールアドレスを紐付けたうえで、PC版でも同じアカウントにログインするだけで引き継ぎ完了です。
- 原神は無課金でも楽しめますか?
-
楽しめます。メインストーリーの進行はストーリーで入手できる無料キャラクターだけで十分クリア可能です。ただし限定星5キャラクターの確定取得には最大180連・約5万円以上の課金が必要になるケースがあります。無課金・微課金でプレイする場合は、欲しいキャラクターを絞って原石を計画的に貯めることが重要です。
- 今から始めても楽しめますか?ストーリーについていけるか不安です
-
今から始めても問題ありません。既に完結している国のメインストーリーはプレイヤーのペースで最初から進められるため、途中から始めても置いてけぼりになることはありません。ただしストーリーの総ボリュームは5年分の蓄積があるため、全て読み進めるには相応の時間がかかります。まずはメインストーリーを順番に進めていけば自然と世界観に馴染んでいけます。


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