七つの大罪:Origin(通称:ナナオリ)は、2026年3月24日に正式サービスを開始した基本無料のアニメーションオープンワールドRPGです。
累計発行部数5,500万部を超える人気漫画『七つの大罪』を原作に、Netmarbleが開発。
メリオダスとエリザベスの息子・トリスタンを主人公に、原作完結から3年後のブリタニア大陸を舞台にしたオリジナルストーリーが展開されます。
この記事では、ナナオリのPC(Steam)版について、必要スペックや良い点・悪い点を実プレイをもとにレビューします。
七つの大罪:Origin(ナナオリ)PC版の基本情報と世界観
七つの大罪:Originは、鈴木央氏の漫画『七つの大罪』を原作に、韓国のゲーム会社Netmarbleが開発・運営するアニメーションオープンワールドRPGです。
対応プラットフォームはSteam・PS5・iOS・Androidのマルチ展開で、基本プレイ無料(アイテム課金制)で配信されています。
Game Info
| 項目 | 要求度 | 必要動作環境(公式) | 推奨動作環境(公式) |
|---|---|---|---|
| CPU | 中程度 |
Core i5-2500K / AMD FX-8350旧世代クアッドコア相当が最低ライン | Core i7-9700 / Ryzen 5 5500広大なオープンワールドの処理にCPU性能が直結 |
| メモリ | 中程度 |
16 GB最低16GBが必須。一般的なゲームより要求が高い | 32 GBUE5採用のオープンワールドのため推奨は32GB。標準PCは増設が必要な場合あり |
| GPU グラボ |
高い |
GTX 1060 6 GB内蔵GPUでは動作不可。専用GPU必須 | RTX 2070 8 GB / Radeon RX 5700 XT美麗なUE5グラフィックを快適に楽しむには RTX 2070以上を推奨 |
| 空き容量 | 低い |
30 GB以上最低・推奨ともに30 GB(SSD推奨) | 30 GB以上(SSD推奨)オープンワールドのロード時間短縮のためSSDへのインストールを強く推奨 |
| OS | Windows 10(64bit)以上Steam経由でプレイ開始。PS5・iOS・Android版も同時配信。クロスプラットフォームマルチプレイ対応 | ||
| 🖥 ノートPC | 高性能ゲーミングノート必須。一般ノートPCでは動作不可 — 内蔵GPUでは動作不可。GTX 1060相当以上の専用GPU搭載ノートが最低ライン。快適プレイにはRTX 2070 Laptop以上のハイエンドゲーミングノートを推奨 | ||
| 📡 回線速度 | 安定したブロードバンドが必要 — オープンワールドMMO形式のため常時オンライン接続が必須。マルチ協力プレイや大型アップデート時は高速回線が安定性に直結する | ||
ゲームの舞台となるのは、原作本編の完結から3年後のブリタニア大陸です。原作の続編にあたる『黙示録の四騎士』との間の空白期間を描く、完全オリジナルのマルチバースストーリーが展開されます。
プレイヤーが操作するのは、原作主人公メリオダスとエリザベスの息子・トリスタンです。
時空の歪みによって混乱に陥ったブリタニア大陸に平穏を取り戻すべく、原作・続編の両キャラクターたちとともに冒険を繰り広げます。
ナナオリ PC版の動作環境とプレイ方法
ナナオリのPC版は、Steamから無料でダウンロードできる公式クライアントでプレイするのが基本です。

スマホ版(iOS・Android)をBlueStacksなどのAndroidエミュレーターでPC上に立ち上げる方法もありますが、グラフィック品質やデータ管理の観点からSteam版が推奨です。
| Steam版(公式PC版) | エミュレーター(BlueStacks等) | |
|---|---|---|
| 導入のしやすさ | ◎ Steamからインストールするだけ | △ エミュレーター導入の手順が必要 |
| 動作安定性 | ◎ 高い | △ PC環境・設定に依存 |
| グラフィック品質 | ◎ 高解像度・高fpsに対応 | △ スマホ版準拠のため上限あり |
| リセマラ | ✕ 複数アカウント準備が必要で非推奨 | ◎ マルチインスタンスで効率化可能 |
| データ連携 | ◎ PS5・スマホとクロスプラットフォーム対応 | ○ Googleアカウント連携で可 |
| おすすめ対象 | 高画質で腰を据えてプレイしたい人 | リセマラや周回を効率化したい人 |
Steam版の必要スペック目安
ナナオリのSteam版はUnreal Engine 5を採用しており、同ジャンルのソシャゲと比較してスペック要件がかなり高めに設定されています。
最低動作環境でもGTX 1060・メモリ16GBが必要で、エントリークラスのPCではプレイが厳しい場面も出てきます。
| 最低動作環境(公式) | 推奨動作環境(公式) | |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10 64bit |
| CPU | Intel Core i5-2500K / AMD FX-8350 | Intel Core i7-9700 / AMD Ryzen 5 5500 |
| GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB | GeForce RTX 2070 8GB / AMD Radeon RX 5700 XT |
| メモリ | 16GB以上 | 32GB以上 |
| ストレージ | 30GB以上の空き容量 | 30GB以上の空き容量(SSD推奨) |

ストレージは現時点で30GB以上が必要です。アップデートによるデータ増加も見込んで、インストール前に余裕を持った空き容量を確保しておくと安心です。
ナナオリ PC版を実際にプレイして感じた良い点
実際にナナオリのPC(Steam)版をプレイして感じた良い点を3点紹介します。
グラフィックの完成度・原作IPの再現度・オープンワールドとしてのボリュームは、本作がNetmarble製タイトルの中でも特に力を入れている部分です。
UE5で描くブリタニア大陸の圧倒的スケール
本作はUnreal Engine 5を採用しており、広大なブリタニア大陸のフィールドや建造物が高精細なグラフィックで描かれています。


スマホやPS5でも十分な映像体験が得られますが、PC版の強みは解像度とフレームレートを自分のスペックに合わせて自由に設定できる点です。
ハイスペック環境であれば4K・60fps以上での動作も可能で、スキルや必殺技の発動時に展開されるエフェクトの細部まで鮮明に確認できます。
原作IPを活かしたストーリーと豊富なキャラクター
本作のストーリーは原作者・鈴木央氏が監修したオリジナルシナリオです。
時空が交錯するマルチバース設定を採用しているため、「七つの大罪」のメリオダス・バン・キング・ディアンヌといった原作メンバーと、「黙示録の四騎士」のキャラクターが同一フィールドに共存する、通常の続編では実現しない共演が随所で楽しめます。


仲間にできるキャラクターは原作・続編の両方から登場し、さらにナナオリオリジナルのキャラクターも用意されています。
オープンワールド探索と最大5人マルチプレイの充実度
ブリタニア大陸はオープンワールドとして自由に探索でき、フィールドの各所に宝箱・ギミック・サブストーリーが散りばめられています。
戦闘だけでなく、釣りや料理といった生活コンテンツも実装されており、戦闘に疲れたときの息抜きとして機能しています。


マルチプレイはソロから最大5人の協力プレイに対応しており、フレンドと共にボスコンテンツや危険なダンジョンへの挑戦が可能です。
ナナオリ PC版を実際にプレイして感じた悪い点
完成度の高いナナオリですが、PC(Steam)版で遊ぶにあたって事前に把握しておきたい弱点が3点あります。
良い点だけでなく悪い点も正直にお伝えしますので、プレイするかどうかの判断材料にしてください。
Steam版のレビューが「賛否両論」止まりの理由
執筆時点でSteamのレビューは全言語合計9,700件超、日本語レビューも210件を超えていますが、いずれも評価は「賛否両論」に留まっています。
不評の内訳として目立つのが、リリース直後から報告されているバグ類です。
オブジェクトをすり抜けてしまう挙動、意図しないタイミングでセリフが流れるなど、オープンワールドRPGとしての作り込みが追いついていない部分が散見されます。
スペック要件の重さとPC版ならではの注意点
前述の通り、推奨スペックはRTX 2070以上・メモリ32GBと、同ジャンルのソシャゲとしては突出して高い要求水準です。
スマホで同タイトルが問題なく動作していても、PC版では推奨スペックを満たさないという逆転現象が起きるケースがあります。


またSteam版固有の問題として、リセマラがほぼ現実的でない点も挙げられます。
スマホ版であればゲストアカウントのログアウトで気軽にやり直せますが、Steam版はアカウントの再作成が必要で手間が大きく、リセマラ目的のプレイには向いていません。
ガチャの仕組みと課金圧
本作のSSR排出率は0.8%で、ピックアップキャラクターの単体確率はさらにその半分の約0.4%です。
天井は120連に設定されており、狙ったキャラクターを確実に入手するには相応のガチャ資源が必要になります。


凸(同キャラクターの複数所持による強化)を前提としたキャラクター設計が採用されているため、上位コンテンツを快適に攻略しようとすると課金圧は相応に高まります。



正直、好きなキャラをゲットできる確率は高くありません。
微妙な原作キャラとオリキャラしかいないというパーティー編成の方も多いでしょう。
私もその一人です。
ナナオリ PC版レビューまとめ
ナナオリPC版は、UE5による高品質なグラフィックと原作IPの再現度という点では、2026年リリースのソシャゲの中でも上位に入る完成度です。
オープンワールドとしての探索ボリューム・マルチプレイの設計・キャラクターの豊富さは及第点以上を満たしています。



ただし正直に言えば、「七つの大罪が好き」という前提がなければ積極的に勧めづらいタイトルです。
原作への愛着がゲームの粗さを補う動機になるかどうかが、長く遊べるかどうかの分岐点になります。
原作ファンであれば触れる価値は十分にあります。バグや最適化の問題はアップデートで改善される余地があるため、今後の運営次第でさらに化ける可能性を持ったタイトルです。
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ナナオリ PC版のよくある質問
- Steam版はどこからダウンロードできますか?
-
SteamストアページからWindows専用クライアントを無料でダウンロードできます。Steamアカウントを持っていない場合は事前に無料登録が必要です。
スマホ版(iOS・Android)はそれぞれApp Store・Google Playから、PS5版はPlayStation Storeからダウンロード可能です。
MacやLinuxには対応しておらず、WindowsのPCのみで動作します。エミュレーター(BlueStacks等)を使えばAndroid版をPC上でプレイすることも可能ですが、グラフィック品質やデータ管理の観点からSteam版の利用を推奨します。
- PC版の必要スペックを教えてください。
-
Steam公式が公開している最低動作環境はOS:Windows 10 64bit・CPU:Intel Core i5-2500K / AMD FX-8350・メモリ:16GB・GPU:GeForce GTX 1060 6GB・ストレージ:30GB以上です。
推奨環境はCPU:Intel Core i7-9700 / AMD Ryzen 5 5500・メモリ:32GB・GPU:GeForce RTX 2070 8GB / AMD Radeon RX 5700 XTです。
同ジャンルのソシャゲと比較してスペック要件はかなり高めです。数年前のミドルクラスPCでは最低動作環境を満たせないケースもあるため、プレイ前に自分のPCスペックを確認しておくことを強く推奨します。快適なプレイのためにSSDへのインストールも合わせておすすめします。
- スマホ版・PS5版とデータを共有できますか?
-
共有できます。ナナオリはSteam・PS5・iOS・Androidのクロスプラットフォームマルチプレイに対応しており、アカウント連携を行うことで各プラットフォーム間でデータをシームレスに共有できます。
外出先はスマホ、自宅ではPCというプレイスタイルの使い分けが快適に行えます。ただし同時ログインはできず、後からログインした端末が優先される仕様のため、切り替える際は注意してください。
- Steam版でリセマラはできますか?
-
Steam版でのリセマラは現実的ではありません。スマホ版であればゲストアカウントをログアウトするだけで気軽にやり直せますが、Steam版はアカウントの再作成や連携解除が必要で手間が大きく、非推奨です。
ただし、リセマラ自体の必要性は低いタイトルです。ゲームをやり込むことで最大288連分の星の破片を入手でき、80連でSSR確定・メリオダスピックアップの天井も120連と比較的手が届きやすい設計になっています。リセマラより早くゲームを進めることを優先するのがおすすめです。
- 無課金でも楽しめますか?
-
メインストーリーの進行・オープンワールド探索・マルチプレイを含むソロコンテンツは無課金でも十分に楽しめます。リリース記念報酬のSSRギーラがログインで入手でき、ストーリー進行で手に入るキャラクターと合わせれば序盤の火炎編成が無課金で完成します。
ただし凸(同キャラクターの複数所持による強化)が戦力に影響するため、上位コンテンツの攻略を目指すと課金圧が高まります。無課金で楽しむ場合はキャラ凸よりもパーティ編成の研究や探索コンテンツに比重を置くプレイスタイルが向いています。
- 七つの大罪を知らなくても楽しめますか?
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ゲームシステム単体としては遊べますが、原作を知らない状態では世界観やキャラクターへの感情移入が薄くなりやすく、本作の魅力を十分に引き出しにくいのが正直なところです。
オープンワールドRPGとしての探索・戦闘・マルチプレイは原作未読でも楽しめる設計ですが、ストーリーの核にある「原作キャラとの共演」という体験は、やはり原作を知っているかどうかで大きく差が出ます。
原作アニメは全話サブスクで視聴できるため、気になる方はまず原作に触れてからプレイするかどうかを判断することをおすすめします。


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